TOYOTA MASTER PLAYERS,WIEN
トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
特別協力:ウィーン国立歌劇場
名誉監督:ウィーン国立歌劇場総監督ドミニク・マイヤー
芸術監督:ペーター・シュミードル
コンサートマスター:フォルクハルト・シュトイデ
ウィーン国立歌劇場の協力を得て
特別に編成された
世界最高水準の室内オーケストラ。
ウィーン・フィルのメンバーと
その仲間たち約30名で編成されている。
指揮者を置かない室内オーケストラが奏でる豊潤な音楽は
ウィーン・フィルを彷彿とさせる音楽で多くのファンを魅了し
数多くの絶賛を受けてきた。
これまでの歩み
2000
全国8都市10公演/入場者数18,900名
トヨタ国内生産累計1億台
これまでのご愛顧に感謝して
「トヨタ・ミレニアム・コンサート」として開催。
特別協力にはヘルベルト・フォン・カラヤンセンター
総監督には同センター代表の
ドクター・ウリ・メルクレ教授を迎える。
東京国際フォーラムホールAで開催された
「ウィーン・グランド・コンサート」では
スペシャルゲストに草刈民代を招き
本公演のために特別に振付された
J.シュトラウス:ウィーン気質で出演。
ウィーンの面々と名古屋フィルハーモニー管弦楽団と
合同で演奏する画期的な取り組みはこの年から始まり
当時名古屋フィルの音楽総監督を務めていた小林研一郎が
合同オーケストラの初代指揮者を務めた。
主な出演者・作品:
モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K.551
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」より“今の歌声は心に響く” (ソプラノ=エヴァ・リンド)
モーツァルト:交響曲 第3番 ト長調 K.216 (ヴァイオリン=神谷美千子)
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調 (指揮=小林研一郎、共演=名古屋フィル)
2002
全国8都市11公演/入場者数23,600名
2005年の愛知万博の機運を高めるコンサートとして開催。
特別協力にはウィーン国立歌劇場(~現在)
名誉監督には同歌劇場総監督の
イオアン・ホーレンダー教授(~2012年)を迎える。
名古屋市の複合施設「オアシス21」の
オープニング記念コンサートに出演。
名古屋で開催された「スーパー・ガラ・コンサート」では
地元高校の吹奏楽部や、市民コーラスも参加し
名古屋市総合体育館レインボーホールで
6,000名弱の入場者数を記録。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op.92
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より“楽しい思い出はどこへ” (ソプラノ=リカルダ・メルベート)
ダンツィ:フルートとクラリネットのための協奏交響曲変ロ長調 Op.41(フルート:ヴォルフガング・シュルツ、クラリネット=ペーター・シュミードル)
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』Op.35 (指揮=クリストフ・エーベレ、共演=名古屋フィル)
2004
全国6都市7公演/入場者数12,300名
愛知万博プレ・イヤー・コンサートとして開催。
この年から
札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5都市での開催となり
指揮者のいない
トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンによる
「ウィーン・プレミアム・コンサート」と
名古屋フィルと合同演奏する
「ウィーン・グランド・コンサート」の
2つの公演形態で展開。
「グランド・コンサート」では
合同演奏の指揮者として佐渡裕を迎える。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇「こうもり」より“侯爵様、貴方のようなお方は” (ソプラノ=中嶋彰子)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37 (ピアノ=仲道郁代)
R.シュトラウス:クラリネットとファゴットのための二重コンチェルティーノハープ付き(クラリネット=ペーター・シュミードル、ファゴット=シュテパン・トゥルノフスキー、ハープ=吉野直子)
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 (指揮=佐渡 裕、共演=名古屋フィル)
2005
全国5都市6公演/入場者数10,300名
愛知万博開幕記念コンサートとして開催。
「グランド・コンサート」では諏訪内晶子が出演し
武満徹の「ノスタルジア」を演奏。
また本公演の他に、愛知万博の開会式式典や
オープニングコンサートにも出演。
世界トップクラスのコンサートマスターや
首席奏者たち約100名によるオーケストラ
EXPOスーパーワールドオーケストラの中心的な存在として
参加。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
モーツァルト:歌劇「魔笛」より“復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え” (ソプラノ=佐藤美枝子)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73 (ピアノ=横山幸雄)
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」 (指揮=沼尻竜典、共演=名古屋フィル)
2006
全国5都市7公演/入場者数12,200名
本公演は社会貢献活動の視点が強まり
青少年向けの「公開リハーサル」を実施するなど
コンサートの開催のみにとどまらない
新たな第一歩を踏み出す。
「グランド・コンサート」では
合同演奏の指揮者として飯森範親を迎える。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93
モーツァルト:セレナード 第9番 ニ長調「ポストホルン」K.320 (ポストホルン=ハンス・ペーター・シュー)
モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165(158b) (ソプラノ=森麻季)
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620より“私は鳥刺し”(バリトン=福島明也)
R.シュトラウス:アルプス交響曲 Op.64 (指揮=飯森範親、共演=名古屋フィル)
2007
全国5都市7公演/入場者数12,300名
トヨタ創立70周年記念コンサートとして開催。
「グランド・コンサート」の合同演奏では
指揮者の佐渡裕のもと、藤原歌劇団合唱部を迎えて
ベートーヴェン「第九」を演奏。
この年より「青少年のための特別プログラム」を開始。
コンサートへのご招待
公開リハーサルへのご招待
小学校や児童福祉施設に訪問する「ふれあいコンサート」
ウィーン・フィルのメンバーによる
「公開マスタークラス」を行なう。
(公開マスタークラスは2007年のみ、その他は現在も継続して実施)
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588より“恋人の息吹は” (テノール=佐野成宏)
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より“聞きたまえ、ノルマよ”(ソプラノ=中嶋彰子、メゾ・ソプラノ=ナディア・クラスティーヴァ)
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」
(指揮=佐渡 裕、ソプラノ=中嶋彰子、メゾ・ソプラノ=ナディア・クラスティーヴァ、テノール=佐野成宏、バリトン=ギールト・スミッツ、合唱=藤原歌劇団合唱部、共演=名古屋フィル)
2008
全国5都市7公演/入場者数12,300名
ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者清水直子を迎え
ウィーン・フィルのコンサートマスターを務める
フォルクハルト・シュトイデと共に
モーツァルトのシンフォニア・コンチェルタンテを演奏。
「グランド・コンサート」では
合同演奏の指揮者としてミヒャエル・ボーダーを迎える。
延べ入場者数が10万人を突破。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調「運命」 Op.67
ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」より“おお、この魂の輝きよ” (ソプラノ=佐藤美枝子)
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より“そよ風に聞けば” (ソプラノ=ローラ・タトゥレスク、テノール=コスミン・イフリム)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」 (指揮=ミヒャエル・ボーダー、共演=名古屋フィル)
2009
全国6都市8公演/入場者数13,300名
この年より仙台公演が加わり、全国6都市での公演となる。
当年は日本・オーストリア修交140年に当たり
没後200年を迎えたハイドンの協奏交響曲や
トランペット協奏曲を取り上げる。
また「グランド・コンサート」では
合同演奏の指揮者として尾高忠明を迎える。(~2013年)
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15 (ピアノ=児玉桃)
ビゼー:歌劇「カルメン」より ハバネラ“恋は野の鳥” (メゾ・ソプラノ=ナディア・クラスティーヴァ)
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より “誰でも一度は恋をして” (バス=アイン・アンガー)
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30(指揮=尾高忠明、共演=名古屋フィル)
2010
全国5都市5公演/入場者数8,300名
本公演の他に
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社
の統合記念イベントや
石川県における文化・教育・地域振興の一環として
KOMATSUが主催する公演などに出演。
また、シューマンの生誕200年を記念し
当団と伊藤恵がピアノ協奏曲を指揮者なしで演奏する。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
モーツァルト:コンサート・アリア「神よ、あなたにお伝えできれば」K.418 (ソプラノ=幸田浩子)
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調 WAB.107(ハース版) (指揮=尾高忠明、共演=名古屋フィル)
2011
東日本大震災の影響を鑑み全公演中止
2012
全国7都市7公演/入場者数10,500名
この年より盛岡公演が加わり、全国7都市での開催となる。
全公演中止となった2011年の
ソリストやプログラムを継続して実施。
「グランド・コンサート」では
ソリストに小山実稚恵を迎えて
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏。
なお当公演は
トヨタ自動車の被災地支援活動「ココロハコブプロジェクト」
の一環として
仙台公演・盛岡公演のチケットの売上げの全額と
各会場での募金をあわせた総額10,537,542円を
東北3県(岩手・宮城・福島)の孤児・遺児育英基金に寄付。
公演当日には
村井宮城県知事や達増岩手県知事に目録を手渡した。
また、東日本大震災からの復興を願い
宮城県の石巻西高等学校、岩手県の遠野高等学校に
メンバー数名がお伺いする「ふれあいコンサート」を実施。
主な出演者・作品:
モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K.211 (ヴァイオリン=三浦文彰)
シューベルト:オッフェルトリウム「心に悲しみを抱きて」ハ長調 D.136 (ソプラノ=天羽明惠)
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40 (指揮=尾高忠明、共演=名古屋フィル)
2013
全国7都市7公演/入場者数11,000名
当年より名誉監督としてウィーン国立歌劇場総監督
ドミニク・マイヤー氏を迎える。(~現在)
2012年に引き続きチャリティ公演を実施し
仙台公演・盛岡公演のチケットの売上げの全額と
各会場での募金をあわせた総額12,280,209円を
東北3県(岩手・宮城・福島)の
孤児・遺児育英基金に寄付する。
2007年より継続している
「ふれあいコンサート」(訪問コンサート)では
小学生や児童養護学校の生徒
近隣の保護者や地域の方
東日本大震災で被災された方をはじめ
これまでに約13,000人の方々にコンサートを
お届けしている。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op.92
ブルッフ:クラリネットとヴィオラのための協奏曲 ホ短調 Op.88
(クラリネット=ペーター・シュミードル、ヴィオラ=清水直子)
プッチーニ:歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”(テノール=ディミトリオス・フレモトモス)
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 Op.56(ピアノ=児玉桃、ヴァイオリン=フォルクハルト・シュトイデ、チェロ=ロベルト・ナジ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58 (ピアノ=小山実稚恵)
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調 (指揮=尾高忠明、共演=名古屋フィル)
2014
全国7都市7公演/入場者数10,700名
当年は、将来を嘱望される若手日本人ソリストを起用。
クラリネットの吉田誠と芸術監督のペーター・シュミードル氏の
協奏曲や、ピアニストの萩原麻未を迎えてベートーヴェンのピアノ協奏曲を披露する。
「グランド・コンサート」では指揮者に高関健を迎え
生誕150年のR.シュトラウスの作品を演奏。
また、引き続きチャリティ公演を実施し
仙台公演・盛岡公演のチケットの売上げの全額と
各会場での募金をあわせた総額10,527,876円を
東北3県(岩手・宮城・福島)の
孤児・遺児育英基金に寄付する。
東北復興を願う「ふれあいコンサート」(訪問コンサート)では、
岩手県の陸前高田市の海岸山普門寺、
宮城県の亘理町立荒浜小学校で演奏会を実施。
主な出演者・作品:
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
クロンマー:2つのクラリネットの協奏曲 変ホ長調 Op.91
(クラリネット=ペーター・シュミードル、吉田 誠)
R.シュトラウス(プルジホダ、コヴァーチ編):「ばらの騎士」ワルツ
(ヴァイオリン=フォルクハルト・シュトイデ)
モーツァルト:ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
(ホルン=ヴォルフガング・トムベック)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
(ピアノ=萩原麻未)
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
(指揮=高関 健、チェロ=ロベルト・ナジ、ヴィオラ=エルマー・ランダラー、共演=名古屋フィル)
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
(指揮=高関 健、共演=名古屋フィル)