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ウィーン・プレミアム・コンサート

ウィーン・フィルのメンバーを中心とする

指揮者なしの室内オーケストラが

最大の聴きどころ

 

今回はベートーヴェンの交響曲第2番をメインに据え、
30名の室内オーケストラとは思えないほど
立体的で豊潤なアンサンブルを全国各地で披露される。
表情豊かな演奏者たちは時より笑顔も垣間見えるなど、
音楽を奏でる楽しみがひしひしと伝わってくる。
 
ソリストには、次代を担う歌手として有数のキャリアを築いている
安藤赴美子(ソプラノ/プログラムA)、
国内外でのリサイタルやオーケストラとの共演等で活躍している
菊池洋子(ピアノ/プログラムB)を迎える。
 
また、各プログラムにはウィーンの名手たちによるソロ曲が2曲含まれるなど、音楽の都・ウィーンの薫り溢れる聴きどころ満載のコンサート。

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン

2015年の開催期間 2015年4月2日(木)〜4月12日(日)

4月  4日(土)16:00 東京エレクトロンホール宮城(仙台)
4月  7日(火)19:00 アクロス福岡シンフォニーホール(福岡)
4月12日(日)15:00 苫小牧市民会館(苫小牧)
 
料金:S席5,500円/A席4,500円/B席3,000円(全席指定/税込み)
 
♪J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇「こうもり」序曲
♪J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇「こうもり」より
チャルダッシュ「ふるさとの調べよ」(ソプラノ/安藤赴美子)
♪モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より
レチタティーヴォとアリア “恋人よ、許してください”(ソプラノ/安藤赴美子)
♪ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26(ヴァイオリン/フォルクハルト・シュトイデ)
♪R.シュトラウス:ロマンス 変ホ長調(クラリネット/ペーター・シュミードル)
♪ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
 
詳細は
http://www.toyota.co.jp/tomas15/

《ウィーン・プレミアム・コンサート》プログラムA

■公演日程

ハンス・ペーター・シュー (トランペット) 1956年生まれ。グラーツ音楽芸術大学オーパーシュッフェン分校でトランペットを専攻。卒業後、さらにウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、H.ヴォビッシュ教授に師事。75年全国青年音楽コンクールにて第1位入賞。76~78年にはリンツ・ブルックナー・オーケストラの首席奏者を務め、78年ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、93年首席奏者に就任。同楽団のソリストとして、Z.メータ、R.ムーティの各氏等の指揮者と世界各地で協演。オーケストラ活動の他アンサンブル11、ウィーン・ヴィルトゥオーゼン、ウィーン・トランペットコアー、アンサンブル・トランペット&ストリングス・ウィーン、ウィーン・ホーフブルク・カペレのメンバーを務める等、ソリスト、室内楽奏者として国内外の多くの演奏会に出演。91年よりグラーツ音楽芸術大学分校の教授を務める他、PMFや草津夏期国際音楽アカデミー、アッターガウ音楽祭等で後進の指導にあたる。

菊池洋子 (ピアノ) 2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝して一躍注目を集めた。その後、03年にザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演する等国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。09年には、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をフォルテピアノとモダンピアノを用いて演奏するといった意欲的な企画に取り組み好評を得た。10年にはチューリヒでのリサイタルや、11年にシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭やパレルモ音楽祭への参加等で絶賛を博した。最近では、バレエ公演にも出演し、世界的バレエダンサー ディアナ・ヴィシニョーワ氏や吉田都氏他と共演している。CD録音も活発に行い、最新盤は小品集「ロマンティック・アンコール」(エイベックス・クラシックス)。第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)受賞。07年第17回出光音楽賞受賞。

エルヴィン・クランバウアー (フルート) 9歳よりリンツのブルックナー音楽院(現ブルックナー大学)にてフルートとピアノを始め、その後ウィーン国立音楽大学にてヴォルフガング・シュルツ氏に師事、1991年最優秀の成績で卒業。学生時代よりグスタフ・マーラー・ユース管弦楽団、EUユースオーケストラ、カメラータ・ザルツブルク等の首席奏者を歴任し、92年オーストリア連邦劇場管弦楽団に入団。93年ウィーン放送交響楽団のソロ・フルート奏者に就任し、数多くのテレビ、ラジオの収録やCDの録音を積極的に行っている。ソリストとしてヨーロッパ及びアメリカ、ロシア、中国、日本、韓国等世界各地で演奏活動を行う他、室内楽奏者としても活躍し、アンサンブル・コントラプンクト、ウィーン放送交響楽団木管五重奏団等のメンバーを務める。また世界各地でワークショップやマスタークラスを開催しており、ウィーン国立芸術大学やウィーン音楽院で教鞭を執る。2008年10月グラーツ音楽大学教授に就任、現在ウィーン交響楽団ソロ・フルート奏者を務める。

4月  6日(月)19:00 サントリーホール(東京)
4月11日(土)13:00 岩手県民会館(盛岡)
 
料金:S席5,500円/A席4,500円/B席3,000円(全席指定/税込み)
 
♪モーツァルト:セレナード 第6番 ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」K.239
♪フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調(トランペット/ハンス・ペーター・シュー)
♪ショパン:「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲 変ロ長調 Op.2(ピアノ/菊池洋子)
♪モーツァルト:フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315(フルート/エルヴィン・クランバウアー)
♪ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
 
詳細は
http://www.toyota.co.jp/tomas15/

《ウィーン・プレミアム・コンサート》プログラムB

■公演日程

安藤赴美子 (ソプラノ) 札幌市出身。国立音楽大学声楽学科卒業、同大学院声楽専攻(オペラ)修了。新国立劇場オペラ研修所第3期生修了。文化庁派遣芸術家在外派遣員としてイタリア留学後、ロームミュージックファンデーション在外研究生として再度渡伊し研修を積む。P.モリナーリ、S.ベルトッキ、田中久子の各氏等に師事。2007年サイトウ・キネン・フェスティバル松本で小澤征爾氏指揮の「スペードの女王」クロエを好演、その後もあいちトリエンナーレプロデュースオペラ「蝶々夫人」タイトルロール、東京二期会「ドン・カルロ」エリザベッタと精力的に出演を続ける。コンサートにおいても11年S.スクロヴァチェフスキ氏指揮NHK交響楽団「第九」のソリスト、13年10月にはヴェルディ生誕200年を記念した東京・春・音楽祭の特別公演でR.ムーティ氏と共演する等、若手ながら既に有数のキャリアを築き、次世代を担うソプラノとして大きな期待が寄せられている。

フォルクハルト・シュトイデ (コンサートマスター・ヴァイオリン) 1971年ライプツィヒに生まれ、5歳よりヴァイオリンを始める。88年ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学、ヨアヒム・ショルツ、ヴェルナー・ショルツ両教授に師事。大学在学中、エスタ国際ヴァイオリン・コンクール第4位入賞、シュポア国際ヴァイオリン・コンクールにて特別賞を受賞する他、グスタフ・マーラー・ユース管弦楽団の第1コンサートマスターを務める等、オーケストラ奏者としても活躍。94年同大学卒業と同時にウィーンに留学、元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団奏者であるアルフレド・スター教授に師事。同年コンサートマスターとしてウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、98年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、99年よりコンサートマスターを務めている。2002年には自らが主宰するシュトイデ弦楽四重奏団を結成する等、ソロや室内楽の多方面で活躍している。

ペーター・シュミードル (芸術監督・クラリネット) オルミュッツに生まれる。祖父、父、本人と3代にわたってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めている。ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテル教授に師事し、1964年卒業。65年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、68年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1クラリネット奏者として入団、82年より第1首席奏者となる。ソリストとして、これまでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、指揮者のベーム、バーンスタイン、プレヴィン、レヴァイン、ムーティ、小澤征爾の各氏等と共演。また、室内楽奏者として、新ウィーン八重奏団、ウィーン木管ゾリステンのメンバーを務めている。84年ザルツブルク功労金勲章を、91年オーストリア芸術名誉十字勲章をそれぞれ受章。音楽教育家としても名高く、ヨーロッパだけでなく、日本においても数多くのマスタークラス(草津夏期国際音楽アカデミー、パシフィック・ミュージック・フェスティバル-PMF)を開催し、後進の指導に貢献している。

© Marco Borggreve

© Jun-ichi Ohno

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